ひたすら名前を付ける仕事
があるならやってみたい
あだ名とか、まだ名前のない現象とか
通り名授けます
みたいな
おはようございます
名前って大事だな〜とふと思ったので書き出しはこんな感で。
うちには3匹のヒョウモントカゲモドキと
1匹のクサガメ
それと6種類の観葉植物が住んでいます
各々名前を付けて愛でています
ほとんどの名前は私が考えました
実家にいる猫ちゃんも私が名前を付けました
名前を付ける事により愛着がわく
生き物だったら、なんとなく外から見た自分と言うモノを理解し自分が何者かであるかを知ることが出来る
のかな⁉︎
一日中、明後日の方角を見たまま、じっとしているトカゲモドキを見ているとまだ人が理解できない高次元な世界を見ているのかな
とか思う
また、無機物には命はないけれど名前を付けて可愛がってあげれば魂は宿ると信じています
名前を付けるときは大体が直感
音の響き、語呂の良さ、言いやすさ
などなどが最優先
意味はその次
関係ないけど俳句や短歌の言葉のリズムなんてのは素晴らしいですね
よく知らないですが。
限られた少ない文字数と言うガッチガチに不自由な世界の中で
最大限の自由とオリジナルな感性の世界を詰め込む事を楽しむ表現
そんで五七五と言うリズムの発明
最高です
ちなみに一番最近名前を付けたモノは
独立した際の店名の
ちりん🎐
です
言葉の響き
文字は全て直感であります
そんなこんなでまだ仮契約中ではありますが、無事に物件も見つかり
せっかちな私、はいち早く皆様に伝わりやすい発信の方法として
目に見えるモノを作りました
住所はまだ記載されていませんが、ショップカード兼名刺です
正確には
同じような志を持ち
同じような目線の高さで
同じような方向の世界を見つめている仲間に作ってもらいました
ででん‼︎
これを手がけてくれた彼の名前は
Matsuhiko
風鈴の絵、ちりんの字体
全て彼にデザインして頂きました
彼との出会いは去年の夏あたり
古くからの友人が勤めるお店に遊びに行った時の事です
当時から(今も)基本Tシャツは無地のモノ以外着ない
と言うこだわりを持っている私
理由はありますが今は割愛
その日、友人のお店はとあるアーティストの個展を開いていました
展示されていた作品はTシャツ
ギラギラの日差しで汗ばんだ全身を冷やすべく涼しい店内へ
入って右側の壁の少し高い位置にズラリと展示されたTシャツ達が目に入った
何度も言うが私は基本、無地のTシャツしか着ない
プリントTシャツは、はなっから私のアンテナが受信しないようずっと前からオフモードに設定済みである
そんな中、さっと流し見たTシャツの中にとてつもないオーラで異彩を放ち一瞬にして私のオフ設定を解除した
強制的に直感と言う電気信号を受信させたのがこの作品である
もう一度言う
彼の名前はMatsuhiko
ハナムグリと言うカナブンの仲間がデカデカとプリントされた作品
このTシャツを見た瞬間、値段もサイズも聞かずに速攻で購入した
そしてすぐに袖を通した
何度も言うが、私は私の直感を信じているし、それに従って生きている
当時の脊髄に稲妻が走ったような、この衝撃にはもちろん問題無用で従ったし
見た瞬間にこの服は俺が着るために生まれてきた
とすら確信していた
案の定、全てが理想的
サイズ感といいと質感といい
かくして、零コンマの世界で私の長年のこだわりをいとも簡単にひっくり返したこのTシャツ
そんな作品を生み出した親であるMatsuhikoくんともフィーリングが合わないわけがない
その日はお互いの好きなモノの話しなどをしてわかれた
…気がする
だったっけか、Matsuhikoくん⁉︎笑
そんなこんなで月日が経ち
お互いにやるべき事や夢を追いかけて過ごしていた
再び私が相談を持ちかけたのが今年に入ってしばらく経ってからのこと
これから扱う日本酒に然り、主役の食材である野菜に然り
本気で其れに情熱を注ぎ、自らの生き方を表現している人と繋がり、共鳴して静かな水面に波風を立てたい
そうやってお互い高め合いたい
協力しあって一つのもの作りたい
前回のブログで紹介した旅の途中から変わらない根源にある私の考え
それの第一弾、夢の一つを叶えるため、理想の生き方を実現するため
あの時の直感を信じて、彼に名刺兼ショップカードのデザインをお願いしました
ただの馴れ合いにはしたくないし、これから先もずっと互いに与え合ある関係でありたいので
きちんとお金を発生させてね
散々わがままを言わせてもらい、ゆっくりと時間を掛けて、私の理想とMatsuhikoくんらしさを表現してもらった作品が完成しました
画像の右端には彼のタグもバッチリ入っています
これは、私の一方的な仕事の依頼
ではなく、お互いの共鳴
彼の作品の一つである事を表現したく入れて頂きました
本当はもっと大きくても良かったんですぜ‼︎
奥ゆかしく控えめな彼の人柄が伺えるサイズでこれはこれですごく好きです
そんな彼のwebショップ、InstagramのURLを貼らせていただきますので
気になった方、フォローやアイテムの購入、仕事の依頼など
私共々応援をよろしくお願い致します
ウェブショップ
https://www.instagram.com/_matsuhiko/
一言では表せないですが、透明度の高いものすごく深い穏やかな海のような人です
美しく穏やかな水面と、潜れど潜れど底の見えない神秘さを併せ持つ彼の人柄
そして彼が魂込めてひねり出すオリジナルな作品の数々をチェックしたください
最後に昨晩の晩酌
山廃 純米スペックの飲み比べ
左から和歌山 車坂
千葉 御宿 岩の井
富山 三笑楽
どれもみな個性的で表現がとても豊か
素晴らし過ぎる
個人的には、岩の井が今期から杜氏さんが変わり、それに伴いガラリとスタイルを一新させ
定番商品であるこの山廃 辛口純米
にも良い影響を与えた事がすごく嬉しかった
岩の井 ホームページ
以前は褒め言葉としてゴッツゴツで荒々しかった酒質。持っているポテンシャルの高さは計り知れないがそれをきちんと理解して提供できる人が少ない印象だった
故に取っ付きにくく、陽の目を浴びる機会が少ないように思えた
しかし今期からは、古くから受け継がれてきた宝である
また主たる特徴でもあるバッキバキの硬水を上手に活かし
口開け直後の印象として、凛としたスタイリッシュな酸と、研ぎ澄まされた上品な米の旨味
それらがばらける事なく一体化して口の中をさらりと流れる
硬水のミネラル感が味のまとまりと、程よいえぐみや渋みでしつこくない余韻を残す
お酒を飲んで泣きそうになったのは初めてです
これからゆっくりと寝かせることによりどのような世界が広がるのか
すごく楽しみです